【さかそラジオ出演】入退院支援の現場で実際に起きている事|植木病院×なごみ終活対談
2026年5月27日

先日、堺市北区の植木病院 の事務長様と、さかそ(一般社団法人 さかい介護連携促進協会) のポッドキャスト収録を行いました。
※さかそのポッドキャストは行政などもゲスト参加する地域ラジオです。
今回のテーマは、
- おひとり様高齢者
- 身元保証
- 退院支援
- 認知症高齢者
- 後見制度
- 医療現場の課題
について。
実際に病院現場で日々対応されている方のお話は、私たち終活事業者にとっても非常に学びが多く、“今後の高齢社会のリアル”を感じる内容でした。
※収録のラジオは後日公開します。
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「後見人がいれば大丈夫」ではない現実
今回、特に印象的だったのが、
「病院側も、今までは後見制度を頼るケースが多かった」
というお話です。
確かに成年後見制度は非常に重要な制度です。
しかし現場では、
- 後見開始まで時間が掛かる
- 緊急入院や退院支援に間に合わない
- 親族と連絡が取れない
- 判断能力低下が進んでいる
- 申立てできる人がいない
というケースも多く、
病院側も対応に苦慮している現実があるそうです。
特に、
- ターミナル状態
- 認知症進行
- 独居
- 身寄りなし
- 遠方家族
などが重なると、
「今、誰が動くのか?」
が大きな問題になります。
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「家はある。でも支援者がいない」
実際の現場では、
- 子供が遠方
- 子供と疎遠
- 独身
- 兄弟高齢
- 身寄りなし
- 家族がいても支援拒否
というケースが増えているとのこと。
つまり、
“完全なおひとり様”だけが問題ではない
という事です。
特に退院支援では、
- 誰が迎えに来るのか
- 誰が施設契約するのか
- 誰が医療費を精算するのか
- 誰が転院手続きを進めるのか
など、“制度だけでは埋まらない部分”が数多く存在します。
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病院が本当に困っているのは「未収」と「支援者不在」
今回の対談で非常にリアルだったのが、
「未収問題」
についてのお話でした。
例えば、
- 入院費が払えない
- 精算する家族がいない
- 連絡先が機能しない
- 亡くなった後に誰も来ない
こういったケースは、病院にとって大きな負担になります。
そして、その負担は、
- 病院経営
- 医療ソーシャルワーカー
- 看護師
- 地域包括
- 家族
など、周囲全体へ波及していきます。
つまり、
“身元保証が無い問題”は、本人だけの問題ではない
という事です。
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「友人が保証人になる」危険性も
最近では、
- 「友人だから」
- 「昔から仲が良いから」
という理由で、知人が保証人になるケースもあるそうです。
しかし実際には、
- 医療費請求
- 緊急連絡
- 遺品対応
- 死亡時対応
- 施設調整
など、想像以上に大きな負担が発生します。
結果として、
- 人間関係トラブル
- 金銭問題
- 責任の押し付け合い
になるケースもあるとのこと。
病院側としても、
「本当に最後まで対応できる人なのか?」
を慎重に見ているそうです。
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身元保証人がいないと、退院・転院・施設入居が止まる事も
対談では、
「身元保証人がいない事で、転院や施設入居が難しくなるケースもある」
という病院現場の声もありました。
これは実際、なごみ終活への相談でも非常に多い内容です。
例えば、
- 「施設に入りたいけど保証人がいない」
- 「子供に迷惑を掛けたくない」
- 「病院から保証人を求められた」
- 「入院中に今後の生活が決まらない」
こういった不安を抱える高齢者は、堺市でも年々増えていると感じます。
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なぜ今、“身元保証”が必要なのか?
昔は、
- 子供が近くに住んでいる
- 地域との繋がりが強い
- 親族が対応する
という時代でした。
しかし現在は、
- 独居高齢者の増加
- 8050問題
- 未婚率上昇
- 子供世代の生活困窮
- 地域コミュニティ希薄化
により、
「家族がいる=支援してもらえる」
ではなくなっています。
その“空白”を埋める存在として、
- 身元保証
- 退院支援
- 見守り
- 死後事務
- 任意後見サポート
の必要性が高まっています。
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病院と地域支援が連携する時代へ
今回の対談で感じたのは、
病院だけでは限界があり、
行政だけでも限界があり、
家族だけにも頼れない。
だからこそ、
- 病院
- 地域包括支援センター
- ケアマネジャー
- 行政
- 民間終活支援
が連携していく必要があるという事です。
なごみ終活でも、
- 身元保証
- 退院支援
- 死後事務
- 見守り
- 任意後見サポート
- エンディングノート支援
などを通じて、
“地域で支える終活”を目指しています。
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最後に|「まだ元気だから大丈夫」が一番危ない
今回の対談では、
実際に病院現場で起きているリアルな課題を聞く事ができました。
特に感じたのは、
「困ってからでは遅い」
という事です。
- 入院してから
- 認知症が進んでから
- 家族と連絡が取れなくなってから
では、選択肢が大きく減ってしまいます。
だからこそ、
元気なうちに、
- 誰に頼るのか
- どんな支援が必要か
- もしもの時どうするか
を考えておく事が大切です。
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