【活動報告】地域と連携して、誰もが相談できる体制へ。堺市「さかそ」との打合せレポート

はじめに
本日、堺市の介護施設連携団体「一般社団法人さかい介護施設連携促進協会(さかそ)」様と、打合せを行いました。
堺市の終活や介護、その他、既存の制度では支えきれない悩みにどう応えていくか――今回も深く踏み込んだ意見交換となりました。

主な打合せ内容
1. 今後の相談会開催と内容拡充について
これまで通り、さかそ会場での月1回開催を継続。
今後は、来場者の声に応じた「テーマ別相談コーナー」や、士業・医療・介護などの専門職をゲストに招いたセミナー形式の回も検討していく。
具体的には、任意後見、死後事務、介護施設選び、福祉用具、医療相談など、関心の高いテーマを軸に予定しています。
2. 相談会チラシの配架拡大と連携強化
現時点で、堺区・北区・西区を中心に社会福祉協議会、ケアマネ事業所や施設にチラシを配布しています。
今後はさらに、地域包括・薬局・病院・金融機関などへも拡大を進める計画です。
“誰の目にも触れる終活支援”を実現するため、掲示場所の見直しや案内用ミニPOPの整備も進めていきます。
3. 地域包括的な業界連携チームの構想
相談の質・量が増える中で、今後は終活・身元保証・死後事務・介護、施設、福祉住まいなどを包括的に支援できる体制をつくる必要性も議題にあがりました。
「1業種1社で構成される、地域型の連携チーム」──これはまだ構想段階ですが、なごみ終活アプリを中心に、民間の包括的ネットワークづくりを視野に入れた取り組みとして、今後少しずつ形にしていく予定です。
なごみ終活のこれから
・市民が“いつでも相談できる窓口”として、毎月の相談会を続けます
・情報提供だけで終わらず、「手続きを代行できる体制」を明示し、不安を解消します
・相談会の雰囲気や反応は、今後ブログ・SNS等でも随時発信し、誰でも参加しやすい雰囲気づくりを進めます

おわりに
本日の打合せを通じて再確認したのは、「専門職同士の垣根を越えて、生活者目線で相談を受け止められる場」が、堺市にはまだまだ足りていないということ。
だからこそ、地域と協力しながらも、自社主導で信頼と仕組みをつくっていくことが今の私たちの使命だと、改めて感じました。
今後も、なごみ終活は堺市での相談体制づくりを地道に進めてまいります。