2026年10月14日


近年、「身寄りのない高齢者」や「家族はいるけれど頼ることができない」という方からの終活相談が増えています。


こうした中、兵庫県神戸市では「エンディングプラン・サポート事業」を実施しています。


これは、頼れる身寄りがなく、自分が亡くなった後の葬儀や納骨に不安がある方について、元気なうちに葬祭事業者と契約しておくことを神戸市が支援する制度です。


神戸市から協力葬祭事業者の情報提供を受け、その中から本人が事業者を選択。


契約時には神戸市の相談員が立ち会い、契約書も市が保管します。


さらに、葬儀・納骨に必要となる費用を葬祭事業者へあらかじめ預託し、神戸市が預託金の保管状況を定期的に確認。


亡くなった後には、契約どおり葬儀・納骨が行われたかについても神戸市が確認します。


行政が関わることで、「契約した葬儀が本当に行われるのだろうか」という不安を軽減できる点は、大きな安心材料だと思います。


葬儀・納骨には、いくら必要?


神戸市が紹介しているモデルプランでは、市の規格葬儀と鵯越合葬墓への納骨を組み合わせた場合、


・約38万円
・約49万円
・約75万円


といったプラン例が示されています。


以前は契約額に上限がありましたが、現在は上限が撤廃されており、本人の希望に応じて葬祭事業者と契約内容を決めることができます。


では、葬儀と納骨の準備ができれば、おひとりさまの終活はすべて解決するのでしょうか。


私たちが実際に終活相談を受けていると、亡くなった後には葬儀・納骨以外にも、さまざまな手続きが発生することが分かります。


実際には「葬儀の前」と「葬儀の後」があります


たとえば高齢になり、病院へ入院することになった。


あるいは老人ホームへ入居することになった。


その際に、


「身元保証人をお願いします」


「緊急連絡先を書いてください」


と言われることがあります。


身寄りがない方の場合、まずここで困ってしまうケースがあります。


さらに亡くなった後には、葬儀・納骨だけではありません。


賃貸住宅や施設の退去手続き、家財の整理、電気・ガス・水道・電話などの解約、各種契約の整理、行政への届出など、その方の生活状況によってさまざまな手続きが残ります。


そして財産がある方であれば、遺言や相続についても元気なうちに考えておく必要があります。


つまり終活は、


「亡くなった後、葬儀をして納骨する」


だけではなく、


「元気なうちから、最期まで自分の生活をどう支えてもらうか」


まで考えておくことが重要なのです。


神戸市の制度+必要な部分を準備する


神戸市のエンディングプラン・サポート事業は、葬儀・納骨について行政が関与する非常に心強い制度です。


利用条件に該当する方であれば、まず神戸市へ相談してみることも一つの選択肢でしょう。


一方で、身元保証や入院・施設入居時の支援、日常生活のサポート、遺言、葬儀・納骨以外の死後の手続きなどは、それぞれ別に準備が必要になる場合があります。


そこで、株式会社なごみ終活サポートでは、


・病院への入院や高齢者施設への入居時の身元保証
・緊急連絡先への対応
・日常生活のサポート
・遺言作成のサポート
・必要に応じた死後の各種手続き


など、一人ひとりの状況に合わせた終活支援を行っています。


大切なのは、行政サービスか民間サービスか、どちらか一方を選ぶことではありません。


利用できる行政制度は利用しながら、そこでは対応できない部分だけを民間サービスで補う。


これも、費用を抑えながら安心できる終活を準備する方法の一つです。


「自分の場合、何が足りない?」から考えてみませんか


終活に必要な準備は、人によって大きく異なります。


家族構成、住まい、財産、病院や施設への入居予定、そして「最期をどのように迎えたいか」によって、必要な契約も変わります。


「神戸市の制度だけで自分は大丈夫?」


「身元保証も準備しておいた方がいい?」


「葬儀や納骨以外には何を決めておけばいい?」


そんな疑問があれば、なごみ終活サポートへお気軽にご相談ください。


現在の状況を整理したうえで、必要なもの・必要でないものを一緒に考えていきます。


制度を上手に利用しながら、「最後まで困らない終活」を準備していきましょう。